宝の実

はっ と したの

薄暗い 森の道

宝石みたいに ひかってて

…いやいや なんかみたい なんて たとえちゃ 申し訳ないな

宝実だね

握った 手のなかでも

帰り道の ぽっけのなかでも

確かに ひかってた

胸のうちにも 灯ってた

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