さらりと
乾くかと思いきや
なにやら 残り香と
湿り気も 置いていった
あなたのことばは
風ではなく
花びらのようなものだったのかもしれない
胸のうちの 蕊に まとわりつく
花粉のような 言葉も残して
次の種が宿る
去りゆくさびしさではなく
またおとずれる よろこびを 残して
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