生きとし生けるものの安寧を

起きたばかりの 朝顔の 折り目

手放した 葉柄の 上の 冬芽の 準備

やまとしじみの 沈黙

柿の葉の 思い出話

団子虫の 置き土産

いのちの ひたむきさに 触れると

生きとし生けるものの 安寧を 願わずにはいられない

願わねばならぬ 不穏を 憂いながらも

いのちの 光に 導かれ

諦めることなく

笑いあっていたいなぁ

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