庭の 高砂百合の 茎のとこに
どなたかの 羽ばたきへと 向かったしるし
すべての色を 持って 旅だったのかな
風のように 透明だよ
あぁ
よかったね
居合わせられなかったけれど
その羽が 起こした 風を 思って
空を見上げる
見知らぬ命たちの
いきつなぐ事実が あってくれること
いつも はげまされる
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