墓まいる

虫やら 花やら 

日がな一日 眺めてぼやんとしてたわけでもなく

墓にも 参りました

ちちははの分も「拝んできて」とか 言われ

しかし 草むしりなどしたのち

そんなことば ほろりと 忘れ

拝む段になって

誰かの分も…てな 気持ちの込めかたでもなかったかもしれぬ

のちほど ふと 思い出して

…て 言ってたよ とか 込めて 墓石など 見る

でも 思いって そこに 込めて 投げ掛けたりするのも どうなのだろうかね

いつも見ててくれるもんね と

都合のいい風に 思ったりして

持ち帰らなくちゃいけない おそなえ 食べ物 どらやき

本日は あんちゃと「烏に 残しちゃろか」なんて

いたずら企む わらすこのように

顔見合わせて くふくふ 笑って 辞す

よいお彼岸でござりました

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