読む気持ち

ここしばらく

どういう心持ちか

本を読む気が ぱたり と 閉じたように

ない 日々が続いて

自分が どんな本を持っていたのか

読みかけていたのかさえ

どうでもよくなっておりましたが

昼以降 ずっと ごろごろ養生しておったら

読みかけのなにかがあったよな読みたいよな…と

頭の片隅で ひそひそ話みたいに そんな気分が 湧いてきた

ぴちこさま 腹の上に おったので

落とさぬよう

手の届くところになにか 転がっていたか…と 探ったら あれこれ出てきました

で…すっかり 読み終わった気になっていた

ハンナ・メーカ『失聴 豊かな世界の発見』(晶文社)

あと 30ページ位は残っていたのだった

作者の方ももちろんなのだろけど

訳者の 鴻巣友季子さんの 言葉選びが なんとも うっとりして

読み終えるのが 惜しい…と

とっといたのだったな

うぅ…でも 本読むって 結構 養生にならなかったりもすんだよな…

迷う

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