フォッサマグナミュージアムを 思い出しながら

疲れで くすんだ思いになったとき

己の取り柄も 見失ったとき

そっと あの 糸魚川フォッサマグナミュージアムで見た キラキラを思い出す

夢のように煌めく 鉱物

歌のように 渦巻く 命のかたち

みんなおんなじ ぢびたで うまれたんだよ

あんなのやこんなのと おんなじもので わたくしも できているんだよ

そんなことを 子守唄みたいに つぶやいて

見えないところに 希望の光を みいだすように

目を閉じて

あの日を 踏み台にして

まだ生まれていない日々の 

有機の うごめき 煌めきにまで 跳躍してみる

「だいじょうぶ」

そんな ささやかに やすらかな ことばを ころり と 受け取り

また ここに かえってくる

わたくし に 立ち返る

いのちの ちからを 思い出す

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