面会終了時間 5分前に
駆け込んだ
急用があるとか
そういうわけでもなく
「無理して 来ることない」と言いつつも 来ることを期待してるの ありありの 父のためというわけでもない
行った方が 刺激になるはず とは思ってるけど
わたくしが 行きたいから 行くだけなんだ
もう寝かかってたとこ
大した話するわけでなく
なんてことないこと ふたつ みつ よつ
んでまたね て
手を握ってから 辞した
長じてからは 父と ほとんど 手なんて 触れないで 暮らしてたよなぁ と 思う
病を口実に
照れることもなく 手を握れる
うれしいかも