倍々ゲームみたいに

庭の 高砂百合

日々 咲き増してゆきますとこ

はじめ 一輪だけが 数日あって

その後 7→14→26→52…と

ちょ と 倍々ゲームみたいになっとります

夜中に ふと 見ると

庭に いっぱい 猫か 鳥でも 集ってるか?なんて 

一瞬 錯覚に 迷い込む

命の営みは いつだって どれだって すごいのだけれど

「咲く」という 外に開かれてゆく 力は

取り分け 能動的なのだろな

静かだけど

なんにゃらか みなぎる 

夏の庭

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