実の色の 艶加減も いまいちなものばかりのもんで
「なんのやくにもたたない」と 暴言を吐かれている
うちのにわの 野葡萄ですが
今 花盛り
人の目にゃ 地味この上ない 印象なのだけど
うっすらと 甘茶のような 香りが
ほにゃん と 揺れてる
蜂たちが
んもんもんも蜜蜜蜜~♪と
うれしくて はひはひしてるみたいに とびかってて
彼らにとっては 豪華絢爛 華々しい有り様なのでしょうな
花を食ってみっかな などと 誘われてしまうな
潜伏期間?長すぎて
萎びちまったかなと 思ってた 生姜 9つ
ふたつ みつ 顔を出しました~
やっほう♪
実は そんなにでないなら もう 別のものたちに この場を 譲ろうかな と
2週間前くらいに 掘り返してみたのでしたが
「いや…やる気ないわけじゃねえっす」てな 芽を確認できたもんで
おとなしく待つことにしたのですよ
一、二ヶ月 かかったのではないか?
スローモーションな 方々だ
しかし 一昨年 花咲きまで楽しむつもりが
よとうさんたちに かじられ
花を諦めて 食べてしまったんだったな
今年は 花まで ゆけるかなぁ
あまりに 野太い すべりひゆを ちょいと 抜き避けたら
お馴染み よとうさんらしき ぷくぷくころりが…
別のとこの食べてもらえんかね と 移動させた
果たして あの涼やかな 生姜花まで 辿り着けるや否や?