田んぼで あお なでて

暑くなってくるなぁ

苦手だなぁ と

すこぅしずつさ 湿って 重たくなるような 心持ちで

田んぼ道

すると ふいに 目のはしに 動く影

ちぴん と はねる 蛙であった

稲に つかまったり

泳いだり

あぁ 喜びにみちあふれているようでもあるね

そんなこと思ってみている わたくしの頬に 

たんぼの あおを 撫でてきた風  

まるで その あおあおも 一緒に 撫でてくれたように ゆきすぎる

喜ぶものがおる夏

一緒に 喜ぼうか

脈絡なく そんなことを思って
 
また 歩いてゆく

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