昔 毛虫の「け」の 言葉さえ
発音するのが 躊躇われるほど
苦手でした
身体中に かいかいがはしったりして…
それも 根っこに「触ると かいかいになる」という 毒に対する 恐れが大きかったのだな
んで イモムシハンドブックなどには
毛虫のすべてに 毒あり…と 書いておらず
ん?まてよ と 思い始め
ここ数年の みどりこさん好きから始まって
毛のものたちも だんだん好ましく思うようになって
ならば ちょいと 触れて確かめてみても よいかも と
思い立ちましたる
手始めに くまけむし…いかにも 善良そうな ヒトリガ(あめりかしろ…は 駄目)
その 柔らか栗毬みたいなん つんつん
…痒くない
手のひらに乗っけても
なんてことない
しかも ほあほあ
やめろや!と 防御の 丸まりなどなさり
虫さまとしては 迷惑千万なのでしょうが
こちら なんだか 更に 駆除など できない心持ちになって
危惧と 愛で愛での気持ちと ない交ぜで
ちみっと 複雑