7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その61

ちょっと 期間あきました

舞台周りのことで 気持ち漫ろってました

あ 舞台終えても 漫ろってるけどな…

7days…て 形骸化させちまってるけど

ま 硬いこと言わず〜

近場に積んであるの ぐいぐい読んでも

積ん読サグラダ・ファミリア むしろ 増築!?

そりゃ また 買っちまってるからな

もう 買うなよ! 一生読みきれぬほどあろうが!!と 言いながら

本との出会い一期一会病…不治

新刊案内とか 誘惑多いしなぁ…

コロナ禍…など 騒がれ始めた頃

お家時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 昔話だけど

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…時に それ以上

わたくし一人で 遊んでおる

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ 2023年版

その61

『夕べの雲』庄野潤三(講談社文芸文庫)

舞台作品について うねうねもやもやしてる間も ちょこっとずつ読んでましたのが これ

心漫ろってるから

がつん!とした 読み物に没頭すると 

「あぁ 要らんことに 時間使っちまった!」なんて 全てに対して 否定的な気持ちになってしまう

しかし ひたすら邁進することで 作品作りがうまくいくような 心身性格でもなくて

切り替えや 風通しの意味も含めて 何かしら 活字に触れていたい…という気持ちもあって

そんな折

夏葉社の 島田潤一郎さんが 著書の中で ちょくちょく触れておられた 名前 庄野潤三さん

名前は見かけたことあるけれど

全く読んだことなくて

どんな作風かもしらなくて

でも 無性に読みたくなって 手に入れてた(だいぶ前)

ちょっとびっくりなくらい ドラマチックな起伏がない

徒然エッセイみたいだけど 小説なの

まぁ ご自身の日々を モデルに 書かれていて

私小説的と言われてるようだけど

それなのに だらだら〜なんてこともなく

もう ひたすら その なんてことないような日々のできごとが 思いが

愛しくて愛しくて

そして そんな日々は ずっと変わらずあるわけではない という 奇跡的なものだよな と いつの間にか 染み入り

ぢわり と 温まる

なんてことない で 読ませるって すごすぎないか?

文が美しいなぁ と 思う

実は 夏葉社から出ている『山の上の家』のほうを 先に買ったのでしたが

庄野潤三さんの 著作を読んだこともなくて 写真集的なやつ見るのもなぁ…と

今回の本を 買ったわけですが

読んだ後 さぁて『山の上の家』を♪と 手に取ろうとしたら

見当たらぬ

いや 応接できない応接間のどこかにはある

本部門の 箱の中に ある

ちょっと前にも 目にしたはず

しかし 舞台小道具作成のために もんのすごく 混乱混沌有象無象魑魅魍魎状態を経てしまったもんで

ちょ と また後で探してみますけどね…てな感じでおります

とほほ

ひとつの 章…エピソードを ふわり と 読んで 寝ると

なんとも 肌触りのよい かけものを 一枚 かけてもらったように 気持ちよく眠れたのでした

他のもぜひ読みたい作家さん てのが 増えてしまいましたわ〜♪

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