ささえてくれたものものひとひと

舞台周りに立ち働く人が 好きだ

特別の時間と空間を成立させるために よりよく 整えてゆくことへ 注ぐ姿が 素敵すぎる

思いを 手渡したいなんて 大それた話でもないのに その 己の欲求まみれな わたくしの あれもこれも 手のひらに受けて

更に 伝わる形へと 灯りを 音を 角度や間合いを 整え設えてくださる

終えたらまた 他の誰かの思いを 受け渡す場に向かえるように 更地に 掃き清めるように 仕舞う

そのたくさんの ものもの

ひとひとの 

尊さ

こういう働きが 社会に満ちていたら

絶対に 世界平和は 最短で実現するであろうに て

毎回本気で思う

袖幕 誘導灯 長く座っていても疲れない椅子 照らすもの 支える柱 信号を伝えるケーブル 主張しない壁…どれ一つとってみても 巧みなる作り

楽屋のテーブルの ブレーキが あひるちゃんみたいで かわゆい とか

どこ見ても 感動しちゃうのでした

自分一人では 絶対に たどり着けない出会えない

そんな素晴らしいとこに いさせてくださって ありがとうございます…てな思いを

ぢわぢわと 反芻しつつおる

舞台翌日の昼下り…と思いきや

もう夕方ぢゃ!

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