境界線なし

それは わたくしの 立ち方 やり方にもよるのだけど

今年の サンファン祭りでは 特に んもう 境界線もなんもなくて

はじめっから お子達が ばんばん がぶりよってきて

壁やら 鞄やら

パントマイムっぽい なんにゃらかに 突入する前に

腕組まれてたり

お尻にしがみついてたり…

ともだちとあそんでいる空気になってしまいました

それは 気構えの 部分からも もう始まっていて

今回は 何かをする 見てもらう 作ってあげる…というのではなく

その場を あそぶ を 主にやりたいな と 思っていたのもたしかなので

さもありなん 仕方なしなのだけど…

これでは まったくもって「芸人さん」では ありませんよね と 省みる

もともと 芸的な 蓄積の 薄くて へたくそなやつ て 言われてるのも 事実ですが

それでも「またきてね」て 言ってくださるかたがたが わたくしを よろこんでくれる て なんだろう と いつも 思う

応えたいとおもう

思いがけない驚き喜びを 生み出したいと思う

かわゆい おとしごろのおねえちゃんに「ねぇ 風船で ○○作って」とか 難題出されて

「ちゃんとしたやつはあっちに 風船作りのうまい おねえさんきてるから そっちで作ってもらい~」と かわしたら

「じゃ ちゃんとしてなくていいから うんこ作って うんこっ!」なんて

むしろ 無茶ぶりが うれしい

生真面目風な 男の子が「風船で星を作ってください」と いってきたときは

星なんて作ったことないけど なんとか応えたい!と 奮起

なんだか むちむちした 変なもんになっちまったのに

「ありがとうございます」と 最敬礼されて

こちらこそ こんなん 受け取ってくれてありがとう!と

ひれ伏してしまいましたわ

控え室にもどって も一回やってみたら

さっきのよりか 幾分マシにはなった

それでも やはり満足できるもんではない

ああぁ すまん

そしてありがとう

精進します と 思う

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