考えたってしょうがない

昨日の夕方

保育仕事の最中に 二度も 電話&留守番電話メッセージあり from 父のおる 短期入所リハビリ施設より

三度目で 気づいて

折り返しかけてみる

またもや お熱あり 胃瘻停止

先生からのお話し時間を 明日にでも とってもらえまいか とのこと…

前にもそんなパターン あったけどな

そうは いっても うっすらと 心配な気持ちと

がんばれよおおぉっ!と 拳握って 念じる気持ちと

もわもわもわ と わきあがってきて

不意に 腹が痛くなる

あれれ?

朝 飲んだ いっちゃってる部分 除けた 甘酒の効果が 今来てたりする?

それとも 昔々その昔 何かしら よろしからぬことおこると てきめん 身体に現れたりしてた「自家中毒」的なもの?

うううぅ

仕事中に何やってんだ?

電話かける 一瞬前まで

蛙の裏側がおたまじゃくしになってる ぬいぐるみもって「おたまじゃくしは蛙の子」と「蛙の歌」交互に歌って それに合わせてふざけた踊りをおどって はしゃぐ おこたちと ゲラゲラ笑ってたのにな

取り戻せ 心身!

もしくは だめでも なにやら 出てしまいそうな 腹もようを 出してしまえ!!

一応 そ知らぬふりして 保育現場に戻ったものの

気持ちとからだの 芯のあたり ひぅ と 冷水が 流れてるみたいな感じ

でも 歌ったとも

それまでよりも ちと 熱を込めて「♪おった~まじゃくしはかえるのこおおおぉ!」なんつってな

…ふぅ

下るものの波も やってこず

腹は 幾分か 落ち着いた

ほどなくして 仕事上がり

帰り道で 買い物

結構な 混み具合の スーパーマーケット

空が近い 駐車場に停めて

昇る月

暮れ色が 退いてゆく 山の端 眺め

ぐなぐなと あれこれ考えたり 念ずる気持ち に 手を合わせたりする

考えたってしょうがないのに 涌き出てしまうものだな あれもこれもそれも

しょうがないものに呑まれて じたばたあわあわするのかよ

己の不甲斐なさに ぐったりする

そんなこんな 思い 浮かべ 沈め

買い物を 終えたあとも しばし 駐車場に とどまっていた

山の方に見えていた 小さい雲が もわりもわりと 大きく膨らんで 近づいてきて

やがて ふぁらら と 薄れて 消えていった

ふ と

あぁ そういうもんかもしれんなぁ 己の気持ちなど…と 思う

事象 出来事に 思い生まれ 膨らみ やがて 消え 流れて

そんな繰り返し

何があってもなくても

とにかく 受け取って

乱れたり うなだれたり 建て直したりしながら ゆくしかない

そんなことを思う

気持ちって 雲だな

乾ききってないからこそ 生まれるのだよ

疲れるけど

いいことさ と

結局それとて こじつけたり 手前勝手な 暗喩なのだけど

そんなものに救われる

何も 大変なことが ふりかかってるわけでもないじゃないか

憂うことなどなにもない

とにかく 頑張れ乗り越えろ 父も わたくしもっ! と

再び 思いの拳を握る

できうれば なるべく 健やかでいよう

こころもからだも

そして 支えてゆこう

やっとこ 車のエンジンかけて

デューク・エリントンの ピアノの CD

いつもより 音量あげて

しっかり前を見る

大丈夫だ

しまっていこう!

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