にゃんこさまらの 食べ物を買いにいって
突如 鼻先を なにものかが
むふふん と 撫でたような感じ
誰か?と 見回したら
そこに 盛りを過ぎたけど まだ も少し 蕾控えてますのよ♪てな
羽衣ジャスミン
異国の 甘味…てな 馴染みのない
むしろ うるさいくらい…と 思う香りなのに
半額以下になってるとこも ぐいぐいと 腕に絡まってくるよな 誘惑の 吸引力
連れ帰っちゃいました
こんな ど日本の 庭で
幸せになれんのかしら?なんて思いつつ
よかったら また咲いてね♪なんて
ちょっと おもてなし気分
ほかのくさぐさ はなばな
びっくりしないかなぁ?
清純な乙女
うつむく顎を
くぃ と 持ち上げるような…なんて
鈴蘭水仙に触れて
いらん妄想の波に
ざんぶりと 洗われて
清純だとか
色気だとか
なぜここでそんなことを…と
おたおたして
ふと
あたしがみせたのよ ふふ て
声がしたのは
やっぱり そらみみかな
実は 手管に 長けてるくせに…ね
空と光の色
あなたがくれた
それを映して
また まっすぐに
見つめ返すよ
だいすき
芝生を 掻き分け
散歩してたら
向こうから
ぞんぞろぞんぞんぞんぞんぞん と
うねるリズムで
団子虫 やって来た
あっ 怯ませて 丸まらせてしまうかな…と 思いきや
なんだおめ 邪魔だど…と ばかりに
私を乗り越えようとさえする勢い
うおおおぉ
もしや わたくしのほうが 小さいものか?
たましひの 大きさは
きっとそうなのかもしれない
そんなことを じんわり 実感させられた
いってらっしゃい
いってきます