ちょっとずつね

父の うんこさん滞り 継続中

お昼あたりも 一時間ほど お付き合いしてみた

すこしは おでましてもらったけどな

坐薬は 失敗

やはり 遠慮しいしい 入れても

浅くていかん

それでも 幾分か「まし」というので

よしとしよう

口腔刺激も 効くかな? と

亘理の 苺の おばちゃんとこの

最後の一個を 潰して

汁だけ ちみっと 舐めてもらった

噎せない

いいぞ♪

ど?わかる?と 訊いても

難しい顔で 無言

なんだかわかる?甘い?酸っぱい?苺なんだけど…と 畳み掛けたら

「なんだがわがるほどくってねぇがらわがんね」とな

わからないことがわかった てことだ

でも 甘酸っぱいのは 感じたらしい

いい傾向だ

ちょっとずつ…ね(うんこさんは どん!と 出てもらいたいが…)

粗雑ざっぱな わたくし

なにかと しくじる

ひっくり返し

ぶちまけ

煮溢し

そのたびに

ぐぉああ!とか

どぅおおおる!!などと

叫び

畳み掛けると 自己嫌悪の 吹き上がり

なにやってんだもおおぉ ば~かば~かば~か!!!なんつって

自分を 罵倒したりもしてて

そんな ぐろぐろぐるぐるしてるとこに あんちゃが 通りかかり

やべぇこいつ…と スルーすることもあるけど

ば~かば~かば~か!のあとに

「♪ぼんぼんばかぼんばかぼんぼん♪」なんて ふと 歌ってくれたりして

咆哮の 涙目 わたくし

その声で 我にかえり

ううぅ~♪て~ん~さ~いい~っかだっ ば~~~~かぼんぼん♪なんて 歌って 気を取り直す

ほぐしてもらってるなぁ と 思う

さっき 吹き溢した お粥の べろべろを 洗い落としながら

ありがとよぅ と 思う

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