ばあちゃんまごでよかったよ

昭和の日

ばあちゃんの 命日だったものの

なんだかんだてれんてれんしてて

お墓にゆかずに 過ごしてしまった

「自分はいけないし…」と 落ち込みかかった 母には

ばあちゃんは お墓におるわけではない いつも一緒にいてくれるぢゃろ なんて

言っても 気は済まないでしょうな

…てことで

一日遅れだけど お墓掃除してくっから と なだめ

昼下がりに 出動

うららかな春に おされな 布など 纏って行ったものの

お彼岸に行ったきりの お墓は

ぞんざかざかざか!と スギナ天国になっており

まだまだ 主客転倒されては困るのよ…と

草むしりさせてもらう

うららか どころじゃなく

あづい…

布など かなぐり捨て(いや でも 大事に たたんで丸めて しまったけど)

手拭い かぶって

小一時間

あせだくへとへと

でも このほうが 喜ぶ人がいるでありましょう…という 思いで

いくぶんかは すっきりして

取り急ぎ こさえた

ばあちゃんの好きだった あんこだんごなど 供えて 手を合わせた

たまにしか来なくて すまなんだす

でも いつも 思ってるよ

ばあちゃんの孫でよかった て…

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