花 草 木

手向けるように

花を 弔う

なんか へろへろしてる感じだけれど

立派に 蓮華草だ

一株だけだけど

がんばれ~

つないでけろ~

上を向いても

下へ向いても

なにかで 折れたとて

それなりのバランスで

そのものとしての 完璧なる コンポジッション

草ぐさに 見とれながら

己の バランスを考える

根本的な 解決策があるかどうかは まだ先のはなしだけれど

また ふらつくのがやって来そうなら

どうすれば 均衡がとれるのか

何ができて 何が無理なのか

しずしずと はかる

それなりに ゆければ 御の字だ

病めるときも 健やかなるときも

このからだでゆくことは 

誓うまでもないことだからな

そんなことを 静かに思う 昼下がり

緑の光 降る 公園

いつも だれかが あそんでる

わらってる

たのしんでる

駆け回る お子の 気持ちになったり

見守る おとなの 気持ちになったり

のぼる ありんこの 気持ちになったり

風になったり

通り抜けるだけで

そよそよする

みあげるというより

仰ぐ

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