春のうずうず

玄関における

気紛れ 試験管 挿し花

庭のもの限定にしとるため

ずっと 葉っぱものでしたが

こことこ お花ものに

事欠かぬ日々となりましたる

からすのえんどう

じしばり

きゅうりぐさ

ひめおどりこそう

はこべ

こおにたびらこ

みんなめんこいめんこい いってる横で

父が それらを

そしてこれから 花咲であろう やまゆりや ねじばなの 芽ぶきを

がっつがっつと 草むしり…

それば 育ででってるって 言ってだべよっ!などと 声を荒げる季節でもあるのです

あぁ めんどくせぇ

おしひきしつつ いくばくかは 温存できますように

散りゆく

小蕪の

花びらに

たま とまる

たま やどる

たくわえた ちから

まあるく

むすんで

つぎのいのちに

言伝てる

つないでいくよ

よろしくたのむよ

こっから

あの子らが

わんさか お出ましになる…なんて

おもいめぐらせただけで

わわわわわくわく♪

いつだって いのちは あちこち満ちているのだけど

春先は

殊更に

噴き上げるようだ

つられよう

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