ねこ②

本日は ねこ②

猫入れに 捕らえて 病院へ

前回 ねこ①「うすだーぷらこ」は 念入りに

前夜のうちに 捕獲したのだったが

夜通し 悲しげに鳴いて

敷物びりっびりに 破いたりもしてて

不憫すぎる…と

今回は 夜でなく 朝に…てことにしたのだったが

絶食絶水だってぇのに

あんちゃったら うっかり カリカリをやっちゃったらしい

わたくし 起きる 一瞬前に…らしい

…ちょ…なに?ご飯やったの?絶食絶水て言ってたよね 前の晩から 閉じ込めとくの不憫だってことで 朝にって…おいおいおい!

あ…しまった顔の あんちゃ

しかし こういうこと ちゃんと 書いとかなきゃ駄目なんだ

普段 メモ魔だし わたくしより ちゃんとしてるけど「言ったじゃない」は 通用しないことがある 高次脳機能障害持ちなのだ

…のに

ぐおおおぉ!と 怒りに似た感情が膨れ上がってしまう わたくし

ご近所さんに 署名いただいて あれこれ準備して

こんだけ 気を付けてきて

台無し?

いやいや なかなかとれない予約 なしになったりしないよね?

でも お腹にもの 入った状態の手術って 吐き戻しとかあると 命にかかわるってこともあるとか言ってたよな

…ううううぅ

次から次と いろんな思いぐるぐるして 不機嫌大爆発しそう

しかし 怒り爆発あんちゃに投げつけ当て付け行動なんてやったって なんにもならない(ちょっとやっちゃったけど)

取り敢えず お一方 猫入れに 隔離して

父の経管栄養準備やらなんやら 他のことに 従事しながら

感情の 混乱渋滞を 交通整理してみる

てめぇなんてことしてくれやがったんだよ…てのは

にゃんこ手術における リスクより何より

こんなに 準備してたのに 準備に時間も金銭も提供しないで 台無しにしかかってくれて…てな

自分本意の感情

やるぞ と 自分で 決心しといて 自分で ちゃんと そつなくもれなく準備しきったわけでもないところが 綻びの原因なのに

それを棚あげて 人に被せたくなっただけの 体たらく

けつのあなちいせぇじぶんがまんなかにあるだけ

…うぅ

了解

むかむかが しおしおしお と 萎んで 引いてゆく

さよなら ありがとう 嫌な感情去ってくれて と 手をふる

それでも ちみっと 嫌味な言い方 あんちゃにしてしまった自分に 辟易

いまはただ 無事 安全に ねこ②の 命が守られますように と 祈るだけだ

台所窓辺しげしげさんとこの かべじ芯(キャベツの葉っぱを取り去ったら 現れた ちっこい芽がにょきにょきしてたので 水につけたといたやつ)が

うにょ と 曲がりながらも「がんばるもん」てな ファイトポーズみたいになってて

ふ と 笑いたくなる

うん

大丈夫

いろんなこと

いいように 巡ってゆくように

呪文のように 言ってみる

ほんと

大丈夫

口角あげていこ

ねこ②

二度ほど 猫入れから 脱走

しかし 一階トイレの中だけにとどまっておったので

また お入りいただけた

緩いとはいえ 一応 開かないようにしたのだよ?

トイレの ドア開けた瞬間

「じゃじゃん♪」てな感じで

箱から抜け出てた なんて

マジシャンか!?

ま とにかく すまんすまん言って

なんとか 病院へ 連れてきた

どうなることやら

どきどき

どうか ご無事で

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