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そして きてくださったかずえさんの 顔本(Facebook)投稿

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パンフレットのなかにあった
バレエダンサー アレッサンドラ・フェッリの言葉

「私は音楽そのものになりたかった。
その唯一の方法が踊ることだったのです」

ぶんぶんさんのパフォーマンスを
観に行くのははじめて
パントマイムを見ながら私は、
フェリーニの『アマルコルド』の中で、
主人公の両親が食事中派手にケンカする場面を
思い出していた

狂った叔父が木の上から「おんなが欲しい」と
叫ぶシーンのこと、大型客船が入港しボートの上から
手を振る人々のことなんかを思い出して
なぜだか泣けてしまった

めぐる人生の四季を舞台上に観て、
私のいまも、どの季節かにあるのだろうと思い、
冬なら雪解けを、
夏なら涼しい秋風を、
待っているような気持ちになる

「ほんとうの気持ちみたいなものを出しちゃったら、
舞台上でうんこしちゃったみたいに皆引いちゃうだろうから」
と笑う。
そういうことは、日常のなかでもたくさんある。

大丈夫じゃなくても、大丈夫だよって顔してないと、
自分が崩れそうになること
誰かの苦しい話を聞いて、まだ頑張れると思い直したりすること

なりたいもの、
そばにいたいひと、
伝えたいほんとうの言葉

『音楽そのものになりたかった』は、
自分に正直になること

舞台の上に、歯がゆさがにじみ、伝たわれ、という
願いが込められていることがわかってしまい、
踊るひとたちの、踊る切実さを垣間見て、
妙に安心した

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