もちくさだんご

蓬のうぶうぶした 若芽のことを ばあちゃんが 「もづくさ」… 餅草(もちくさ)と 言ってたもんで

見るたび

んまそう…と 思ってしまうのだった

庭のを 摘んで

さっと湯がいたのを 包丁で 微塵切り 試みたものの

包丁より やはり 擂り粉木の方が いいようだ

筋肉痛に ならない程度に 緩やかにやるつもりが

ついつい ごっつごっつ やりまして

てのひら いててて

なかなかに 手強い 草

だけど

それだけ 力があるってことだ

その力 もらうぜ♪てな 気持ちで 団子にした

餡子は 作りおきのが 固くなりかかってたもんで

ココナッツミルクと合わせて ねりねりしてみた

すこぅし ハイカラ餡団子

餡子 好きじゃない 母も あんちゃも 食べてくれた

擂り鉢に 団子粉入れて 練ったので

溝に 詰まった 団子成分を こそげおとそうと 竹割り箸を 用いたのだけど

あとでよく見たら 先っちょ かなり 擦れてた

むむむ

蓬団子 竹粉末入りになってたんだな

それは 内緒にしとく

おいしくいただきました

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