南下の 道々

始発の次の 電車のこと

二発目なんて いっていいのか?

いっちゃうぞ

角田駅発 上りの 二発目に 無事 乗り込み

本読んだり

眠かけしたり

乗り換えはぐることもなく

順調です

二年くらい前の 京都 大阪旅の時

おじの本棚から 借りた本が

読みかけたまんまになっており

記憶も薄れてるので

頭から読み始めとるのですけど

果たして 到着までに 読みきれるかどうか

眠かけの 誘惑に 打ち勝てるかどうかが鍵

乗り換え待ち時間が

そんなに余裕ないもんで

おにぎり持参で 移動なのでした

しあわせのじゅもん「いかなごのくぎに」(今村さんちの「かあちゃん」さま作)混ぜ込んだ おにぎり

赤羽駅構内に サラダもの 充実してる 惣菜やさんがおったで

そこで アボカドと ハーブチキンと 三種の野菜 などいう おされなものも 購入して

プラットホームで 食べた

うん んまいぞぅ いい調子だ

このままいこう

熱海あたりの海

雨模様

時折 

ふ なんて 

漏れ笑いみたいに 咲きほころぶ 桜など 

車窓を かすめる

季節がじわ と 北上する その 真正面に

駆け込んでゆくような 心持ち

桜遊女(さくらうかれめ)的

頂き物の 桜の銘仙 羽織を 作り替えたの 纏っておる 本日

かどっこに つけてた 硝子ビーズが いくつかなくなっていることに 気づく

これ 小学3年生くらいのとき

買ったんだったな

硝子瓶に入れて 大事大事に 飾ってるだけだったもの

なん十年もたってから えいやっ て 使ったのだけどな

容易く 失われるものだ

でも いくつかの 硝子ビーズ

光ながら 撒き散らされて

今もどこかで 時折 光ってるかも て 思うと

それはそれで 楽しいことのようにも思える

わたくしのかわりに よろしくね なんて

胸のうちで 手をふる

尾張一宮

乗り換えるためだけに プラットホームに降り立つ

このまちを 歩くことはなくても

誰かが ここを歩いて

暮らしているんだな

なんだか 当たり前のことなのだけど

預かり知らぬ 見知らぬ たくさんの暮らしが あること

感慨深い

みしらぬひとたちの 幸せも

こっそり 願ってる 雨の夜

尾張一宮で

金沢行きの「しらさぎ」を みた

金沢!?

んもう ひたすら南下してるから

もうこの先には 京都大阪神戸広島山口北九州がある…などいう

大雑把な 捉え方でおりましたが

そうかそうか 日本海側へも 出られるのだな

脳内地図 むちゃくちゃです

一度だけ 降り立ったことある 金沢

あれは 仙台発の 夜行バスに乗って行ったのだったな

目的は 富山の ちんどんフェスティバルだったのだけど

一緒にいく予定だった お友だちが 急遽 キャンセルになり

不安とか

他の個人的な 傷心とか 復活とか 開き直りとか

色々ありましたはずが

結構 もう どうでもいい 鼻くそみたいなお話で

でも それがあるから今があるのは 確実で

その帰路で 糸魚川の 海岸で 石拾いに 夢中になって 帰れなくなり

もう一泊することになったご縁で

糸魚川の ホテルえびやさんの 会員になったのだったよ

しょんぼりした ぽち…とした 点点も

愛しい あれやらこれやらに 繋がってる

これからあるかもしれない しょんぼりも 

きっとそんな風に 結んでゆけるさ なんて

思いがけない 思いの飛躍に 勇気付けられる

なにごとも なんとかなるのさなんとかするのさ

ふふふん♪

能天気

米原から 姫路行き

十なん年か前

青春18きっぷで 北九州パントマイムフェスティバルまでいったとき

始発に乗っても 一日で 海越えまでは できなくて

姫路に 一泊したのだったよ

夜ホテルに 着いて

ご飯やさん的なところ開いてなくて

居酒屋には 入れなくて

酒と つまみ 買って

部屋で しずしず 飲んだから

姫路の町の記憶は 「ビジネスホテル」のみ

そんときは その先に待ってた どらまちっく どど~ん!な あれこれ…あやめさんからの 糖度200%なる電話とか(晋作にいさん お岩事件&お客だったはずなのに舞台張り付き任命やら 2年越しに やっと 泣くことができた いい子ぶり心身化膿失恋認識やら)ありすぎたから

しょうがないんだけど…

窓の外が 暗くて見えないからかなぁ

思い出ばかりが 浮き上がる

本の続き 読もうっと

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