7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ 2023」その33

7days…は 形骸化だけど

このまんまいくでぇ

近場に積んであるの ぐいぐい読んでるが

積ん読サグラダ・ファミリア あまり変わらず

…いや 実は 今年に入って 買っちまってるからな

もう 買うなよ! 一生読みきれぬほどあろうが!!と 言いながら

本との出会い一期一会病…不治

コロナ禍…など 騒がれ始めた頃

お家時間を たのしく♪とか

読書文化復活を!とか

#7daysbookcoverchallenge という流れが始まった てのが もはや 昔話だけど

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…時に それ以上

わたくし一人で 遊んでおる

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ 2023年版

その33

『戦場の精神史 武士道という幻影』佐伯真一(NHKブックス)

武士道ということば

昔からあると思いきや

今理解されている なんとなくの 潔さとか ずるくなさとか 精神論的なものとしてのは

明治以降 

日清戦争あたりで 利用するために いかにも昔からあったみたいに 整えられていったのではないか…てな話

それとて「真実ではない」とか 反論されたりもするかもしれないけれど

出来得る限りの 文献からの 推測で

そんな悠長なこと言ってたら 勝てねぇぢゃん だし

名乗って正々堂々 とか 言う前に 出し抜いたり

和平やら 降参と見せかけて 不意打ちするとか

忍びのものに こそっと 探ってやってもらっちゃうとか

名誉より死を選ぶ とかいうけど やはり 負けるほうが恥ぢゃ てな考え

だまし

小ずるさ

現場ならば ありありだったのだろうよ

戦場での倫理と 太平での倫理の捉え方が違う というのは たしかにあるな と 思える

よく昔の日本のこと知りもしないで『武士道』書いちゃった 新渡戸稲造さんてば どうしてくれんのよ

逆輸入的だったから 日本が 喜んじゃったとか

なんか 失笑…

なんとか道 てなると 磨かれた精神性みたいなん 少なからずあるのでしょうから

それはそれで 駄目じゃないとは思うけど

それを盾にするには 底浅くて 脆いなて 思ったりする

昔の人の名前や 用語に つまづきつまづきだったけど

新たな視点だった

面白かった

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