今日の夕日柿色茜色つい 何か別のものであらわしたり喩えてしまうんだなかつて 比喩でなく ものを言いたい…と 言葉を選ぼうとしたらたいそう ぶっきらぼうに おわってしまったっけそのものそのまま どころか輪郭も表せぬうちに 一瞬で 過ぎ去る他のものに 繋げることで 奥行きや 幅や 深みが 立ち現れるのだろうかなにかと 通じあうことが 世界を やさしく まあるいてざわりにしてくれるのだろうかまた そんな 余計な 喩えを 寄り添わせてしまう癖きょうも そんな感じ
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