己の涙は 己で拭え

せりあがった 涙は 

そう やすやすとは 乾かない

ましてや 今日のような 曇天下では…

堪えようとして

堪えた様子を 当て付けて

さて なんの解決になるのか

嫌な思いで

嫌な気持ちにさせて

そんなんが 嫌になって

結局 掻き乱し 濁すだけの 発露

垂れ流し

まるで 汚泥だ

苛つく 思いを 放つでなく

その 力を

その 湧きあがる 己の奥の 根源への 掘削に 用いろ

涙で萎れる暇があるなら

汗に変えろ

慰めてもらいたいわけではない

涙を 拭ってもらいたいわけでもない

己の涙は 己で拭え

そんなことを 改めて 思う朝

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