食べるために 買ったはずの
菜花
他の青物が まだあったもんで
コップに 挿しといたら
ぷ ふ ふ…と
一輪 一輪 咲き始め
すっかり 花束となり
愛でものとして そのまんま
飯台に 居はしまし
すると こんだあ 真ん中の一本
みゅる と のびはじめ
まるで いつか観た ラヴェルの ボレロの バレエようではないの!
まだ どれも咲いていない 蕾で 買ったとき
既に 前奏は 鳴っていたのだろうな
かっちょいい♪
菜の花 みとれてたら
おおおおお♪
みどりこさん 居はしましまし
光のような花のなか
その花花を 食む
なんて うっとり…
こりゃ 遅刻注意の季節(年中だが)