「ここ」に 生きているからこその 思いを
ことばを
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霜が降りていました
陽がさしてきました
祈ります
3月11日の朝に
鳥になったまま
戻ってこない人々を想います
手を合わせて
雲を見上げて
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いま現在も 8万人の避難者があります 私の通っていた小学校の隣 大波小学校は 今も 通ってくる子どもさんがおらず 今月の26日に 閉校式典が行われるそうです よく 遊びに出かけた学校でした そのような記憶までもがさびしくなる わたしのふるさとがあります
家の近くの桜の木が 根もとから 切られていました これからは この失われた影を 何度 思うことでしょう いつもの日常が またひとつ 消えてしまいました 春ばかりが 急いでいます
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「政府は10日、東日本大震災の発生翌年の2012年から3月11日の節目に合わせて開いてきた首相記者会見を打ち切ることを決めた。震災から6年となり、「一定の節目を越えた」(政府関係者)と判断した。安倍晋三首相は11日に政府主催追悼式で式辞を朗読するが、会見は行わない」
「民主党政権当時の12年の会見は野田佳彦氏が行い、13年以降は安倍氏が毎年実施。被災地復興への取り組みなどを説明してきた。質疑のない式辞では、国民に対する説明が不十分となることも予想されるが、菅義偉官房長官は会見で「(影響は)全くない」との認識を示した」
「避難者いじめ初の全国調査」「二十隻を超える漁船が港に戻った。十三日にコウナゴの試験操業が始まる」「震災(原発事故)関連死は二千百人余り」
「(避難者の数は)ピーク時の半分になった」「いまだに八万人もの避難者が不自由な生活を強いられている」「(影響は)全くない」「大波小学校が閉校式典」「家の近くの桜の木が根本から切られていました
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青空に追われて 走ろう 背中にそっと
触れた何か 振り向けば 誰もいない
だけどまた 追われている気がして 走る
背中に乗った 世界の感触
ああ これが 雲の 足跡なのか
そんなに強がることはない
大きな木でも 小さな木でも
もたれかかるといい
どんなに遠く離れていても
ここが きみのふるさと
しばらく 涙を流すといい
小さな石ころが こつこつと話しかけてくる
あなたの悲しみは そのままに 怒りは
そのままに 寂しさは そのままに
拳や 涙や うつむく日々は
みな 明日の あなたを 目覚めさせる
迷わずに 石ころの転がるままに
しとしとと 雨が
わたしと あなたの
ふるさとに 降っています
空に 雲に 野原に 街に
駅に 誰もいない家の屋根に
生きているという
たった一つの絶対を前に
わたしたちは息をしているのです
宇宙の真ん中で
風が吹くのを待つのではない
わたしが あなたが 風そのものになるのだ
夢があるのなら この街で育てていくのだ
わたしの手の中にしか わたしの夢はない
あなたの手の中にしか あなたの夢はない
あなたの種子はない あなたの足元にしか
あなたを育てる大地はない