助太刀というか みまもりというか

東北アララギ会『群山(むらやま)』への

母の 歌稿 助太刀

…と いっても

今や お道具 持ってくるくらいで 

ほぼ ノータッチ

うっかり書き間違いやら

字数違い指摘するくらいで

書き上げるまで ひぃひぃ いってるとこ

あまり 見すぎると 手出ししたくなるで

横で 珈琲なんぞ飲んで

ぼやんとしたり

新しい手帳への 引き継ぎ書き写ししたり…

やはり 不随の半身への 苛立ち歌とか 多いけど

またこれかよ…なんて 苦言めいたこと いっちゃったりもするけれど

それはそれで 母の 今 なのだものね

叱咤激励過保護放任飴鞭あげさげ

あれこれ やったりやらなかったりして

光に向かっていこう と 思う

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