麻布十番!?

昨年 11月24日に 受け取った

垣花理恵子さんが 参加しておられる 同人誌『文芸復興』(昭和十七年創刊)の No.141

「茶室で慌てる」という エッセイ的なもの

すぐに読んだのに

感想を…といっといて そのまんまになってしまってた

受け取ったのと ほぼ同時に 大切な おともだち…みおよしきさんの 訃報も受け取ってしまって

部分的 放心状態に なってしまったのだった

今改めて 開いて 読み返す

演出家であり

文筆家でもあり

茶人でもあり…とはいえ

実は その全貌を 知りもせでおり

顔本(Facebook)おともだちのおともだち…という ご縁で繋がって

すごいひとらしいがなにやら その 思いの響きに 共鳴したり

お茶目♪と 心惹かれた

プーク人形劇場での インドのお話の 公演に いそいそ 駆けつけたっけな

ま それはさておき

広く深く 知識情報裏付けぴしっと 骨組みやら 芯が しっかりしておられるのに

そのやわらかさしなやかさゆるみぐあい…

なんといったらよいのだろう

骨組みに 取り囲まれて その枠内で 縮こまる人ではないのだろうな

それを踏み台に 飛翔するような

なんだか ふんわりと 優しい気持ちになる

そんな お人柄が そのまんま 受け取れるような 一文

決して 人の性格を分析したかったわけでもないのに

その 開かれ 見せられる 心象風景が 心地よくて

肩書きとかなんとか どうでもいいや と 思ったりしたのでした

届けてくださった 郵便やさんが ほかの荷物もあって 郵便受けにはいらないから…と 手渡してくださったのだけれど

住所が「角田市角田麻布十番」になってて びっくり!

こ…これ よく届けてくださりましたね と 言ったら

「ほかの郵便もあったし 番地と 名前がおんなじだったんで~」て 笑っておられて

理恵子さんたら お茶目♪なんて思ったものの

あれまてよ…と

わたくしの住所を「メッセンジャー」で お伝えしたのを 遡って調べてみたらば

用事で出掛ける間際だったか

慌てて送って

文字変換の時「字」を 「麻布十番」にしてしまっていた張本人は わたくしであること判明

理恵子さんは あれ?なにこれ?と 思わなくはなかったものの

へぇ そんな住所もあるのね と そのまんま 書いて送ってくださったとのこと

そんな ふんわりしたとこも 素敵だ

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