短期入所 リハビリ施設 お引っ越し後
病院の時みたいに
毎日 父の顔 見にゆけぬけれど
水 木以外は 行っておりまする
こっちに 移ってから
病衣ではない…という 見た目のせいだけでなく
目の力
思いの焦点の 合い方が
しゃんとしてきてる気がする
先日も 腰の不調の話したら
「そいづぁ 早ぐ 治さねぇどな…」なんて 心配したようなこといってくれるし
障子貼りした話のあと すぐに
「ご苦労」て 返してきた
お昼の あんちゃ作成 温かい 冷やし中華味の 温麺のはなししたら
ふすっ♪て 笑いさえして
「(その味)想像できねぇな」て…
その おだったような 声色が
まさしく 入院前の 父であって
うれしくて 涙 にじみそうだった
今日の くんくん刺激「はるみ(柑橘)」のこと
「檸檬か?」なんてさえ 言ったよ
もちろん 目覚ましく 何かが 変わっていってるわけではないとしても
いい感じだ
月曜は 母 デイサービスに 来るから 会えるといいね
んぢゃまた 来っかんなぃん と 辞すとき
「なんだ どこにいくんだ」という 表情ではなく
「あぁ」て 小さく手を あげて 応えてくれた
認識が 以前より 明瞭になってきているのかな
積み重なるといいな
期待しすぎない といいながら
やはり 期待してみてしまう
でも 焦らない
父の 中の力を 信じて
添うてゆくぜ
芽吹こう
春と共に