愛がありまくる

金井真紀さんの『はたらく動物と』(ころから発行)が届いた

シンプルで 手触り 色合い やさしい

あとづけのとこに 「弱視などで テキストデータが必要な方は ご連絡ください」というようなことが 書いてある

出しっぱなしでなく

多くのかたに 添おうとしてくださってる

優しげだけど

他の 出版されているものをみると

なかなかに 骨太

はしがきに「どんな人も その人にしかできない経験をしていて、その経験ゆえのものの見方や物語をもっている」

「その断片のを拾い集めるのが好きだ」

「教訓めいた立派なものじゃなく、すこし間が抜けているもの、にんまりできるもの」が 好きと 書かれてる

真紀さんの ものへの 目の向けかた 受け取りかた 受け渡しかたが とてもとても 好きだ

いろんな できごとあらなみに 出逢っても

ほわん ゆるんと おられる しなやかさ

骨太あってこその やさしさなのだろうなぁ

やさしい人は やさしい人と出逢って 織り上げてゆくものがあるのだな ということを

じんわりと 受けとる

素敵な本だ

愛だなぁ

全部読みきってないうちから

滲む

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