「ミニカー付きの 隔月刊の ムックがあってさ…」と あんちゃが 話し出す
hatchet COLLECTIONS JAPANというところから
国産名車プレミアムコレクションという シリーズが 刊行されていて
それの ６冊目が いすゞ117クーペなのだそう
ひ〜！
今までであった車の中で 一番好きなやつ
父が しばらく乗ってたから…てのもあるけど
はじめのが 銀で
二台目は クリーム色
流線形が
ツードアが
自分の中で かっちょいい車の 基準になってしまってた
結構なお値段の ムック
でも 手元に とりあえず払えるくらいあったから いかん（御襁褓買いにゆくために入れといたのにな）
父への刺激になるかも知れないし…とか 理屈つけて 買っちゃって
でも やはり そんなことより
自分が欲しかったのだよな
わはは
散財
買ってすぐ 父の 枕辺に持っていって
ねねねね 117クーペ 覚えてる？といったら うろり と 目を開けて 頷いた
あれ父が乗ってた車の中で一番好きだったんだ〜それのミニカーあるっつうんでかったったよ見える！？
…と いったら
あとはもう 目を閉じてしまった
焦点を合わせてみるということが あまり うまくいかないようなのだな
でも 反応はあった
また 焦点の合いそうなとき 言ってみよう
言ったからとて なにがどうなるわけでなくても
明らかに 車にこだわりあった父
びっくりするような でかい フォグランプなど オプションでつけてたことなんかも
思い出せるかどうか 聞いてみちゃうぞ
雑雑たる気持ちになっちまったり
とてぱた いらいらっ てして
ちくちくしたこと言いそうになったら
この ミニカー見て
たくさん楽しい時間へ 連れて行ってくれた日々のこと 思い出話をしよう
父への 刺激だけでなく
わたくし自身を 和らげて 愉快な気持ち 取り戻すために