鰊の こけらを 落としてたら
その 銀の 片鱗
宙に 舞い上がり
ぺたし と 甲に 貼り付いた
海肌を撫でて 泳ぎたるもの
丘に上がれば
宙を 泳ぐのだろうか
おぉ ならば その 鱗を くれよ
わたくしを 宙 泳ぐものに 化身させて くれろよ
そんな 夢想に 泳いでいたらば
まな板から 鰊が 滑り落ちた
おっと ここは 台所であったな などと 鰊持ち上げたれば
その口「あほぅ」と 嘲笑ったようでもあり
は~い♪など 応えてみる
飛ぶ鱗に 心飛びたり
あほぅの ばんげ支度
のんきに のろり
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