雪の日の過ごし方

すこうし湿った空気が 猫穴から吹き込むので

マスクだけでは ちょいと 口の周りが冷え冷えしたので

ゆきんこみたいなぽんちょ着て寝ましたる わたくし

なまじっか温かくすると 

そうでない空気が流れ込む道筋が ひぃやりと 意識されてしまって

布団にもぐって 繭籠りみたいになって 寝てしまうのでした

最近 そんな有り様なもので

前髪の寝癖が もんのすごいことになっているのですよ…なんて 言い訳みたいなことをしてみる

玄関前 33センチくらい

猫道と 鳥道とを 
まず確保する
森家の 雪掻き
人は二の次

おともだちの茂さんから

雪の顔拓作品は?と 言われ

一回とったのに あんちゃの雪掻きに埋められちまったもんで

リベンジ

目を閉じてるのばかりで デスマスクみたいなのが嫌で

目を開けてやったら 口も開いちゃって

んでやったあと 目がチカチカどころか

口のなかもひや冷やでした

何やってんだか?

若干 母に似ている ビックリおかめ風

でも そんなこんなも楽しい 用事のない雪の日なのでした

身体中もうすでに 筋肉痛がやって来ました

何日かおいて出るようになった疲れが もうでたということは

かなり やっちまった感じ

午後はおとなしくしてようかな

冬の入り口の雪では見かけないのだけれど

出口が近づく辺りの 雪に

ぷふん と やってくる 羽虫

名も知らぬ

とりたてて 美しげでもないこの子が

なんだかたまらなく 愛しかったりする

勝手に 春雪羽虫などと呼び掛ける

雪掻き合間

旧暦正月も過ぎた今

お年賀書きラストスパート

ほんと まだやっとるんかい!です

あと 四十枚だがんばれわたくし!

んで ちょいと ばんげのしたくやら息抜きやらあと四十枚なんてちょろい思いもあり

雪飛び込みなんぞしてみた

あぁ うつ伏せにやるもんじゃないわねこれ

立ち上がるのに 何度か手をつかねば できませなんだ

仰向いた方が良いのだね とあんちゃにいったら

返事なし

呆れてる?と訊いたら

「他人のふりしてる」だとよ

自宅の台所で 何を言うか

「ほどほどにしてね」とのことでした

ほどほどのつもりだが

雪掻きやら

部屋の片付け

父あんちゃわたくしそれぞれに

身体使いましたる 疲労あり

お疲れ様のごほうび

ひとつめは

温かいココア

ごほうび 二つ目は
うつくしき暮れ色
明日もいい日になぁれ

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