吉川さん報告

東京電力福島原発おやめになっても
かつての同僚の方々とは 信頼をもって繋がって おられるので
その力 活かして よい状況に繋げていってほしいです

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その1

がっかりです。

東京電力が、福島第1原発1号機の現地調査を申し込んだ国会事故調査委員会に対し、原子炉建屋内が実際には光が差しているのに「真っ暗」と虚偽の説明をしていたことが分かった。国会事故調は、緊急時に原子炉を冷却する「非常用復水器」が地震で壊れた可能性があるとして現地調査を計画したが、この説明で断念した。事故調の田中三彦元委員は7日、調査妨害だとして、衆参両院議長らに再調査を求める要望書を提出した。(毎日新聞)

いくら現場の人間が頑張ろうとも、たった一個の事案で信頼をさらに失ってしまう。
暗い場所であるぐらいで断ったのがそもそも間違い。
通常とは違う爆発した発電所であることは明白であるのに、今更なにを。そのような状態でも多少無理をしてもらってでも目視で確認してもらうことが重要です。

断ったのは誰なんだろう?その個人の判断を疑います。

うーん流石に擁護できないです。私も開いた口が塞がらない。

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「途切れることなくお客様に電力を届けようとしている」という 姿勢とか
そういうことも 身をもってなさってきたからこそ…

その2

皆さん、以前私が福島県庁原子力安全課にコンタクトを取り、福島原発の今後の運営について監視することを協働しませんかと持ちかけたことを覚えていらっしゃいますか?

今回の東京電力の事故調査妨害の件で思うところがあります。
やはり東京電力を知った人間でないと変革は難しいのではないかと。
本来であれば心ある東電社員が内部から変革するのが望ましいです。
しかしながら、それが出来ないのもサラリーマンなのは皆さんも日常自分が置かれている立場からも想像できるものと思います。

私のような人間が本当に活かせる場は規制側にあるのかも知れません。
原子力の知識だけでは足りないのです。
以前の福島原発を知っている、内部の人間の誰が良識派か分かる、東京電力の組織マニュアルを熟知している、そしてなにより利害関係がなく被災者の立場に立って考えられること。
こういった事が求められるのではないですか。

いつも描く夢があります。私の知っている今も懸命に復旧を行っている東電社員の素晴らしい仲間達が一斉に立ち上がり、会社を変えてくれることです。

でもその反面、理想と現実との狭間で悩んでいることも知っています。

私の知り合い達は会社にはついていけない、でも辞めることはできないという悩みをよく聞きます。

福島県庁の方は前向きに検討してくれているようです。
後日正式にお返事を頂けると連絡を頂きました。

願わくば、規制当局の仕事ができればなぁと思っています。

会社を規制し社員を守る。両立は難しいかもしれませんけど・・・・

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