おさんぽにて
広場のあちこちの 名残の雪と 薄氷と 泥んこと…
んも こりゃ 興奮せんで どうする♪
お子達 差し置いて 長靴のわたくし
意欲満々?
いや もちろん 率先してはしゃいだりは しませんでしたけんど…
雪の小山 のぼりおりすべり
泥んこ チョコレート工場
あちこちの足跡やら 窪みにできた 薄氷
やはり 雪小山 賑わっておって
賑わいに 混ざれないさんを
薄氷巡りへ 誘ってみた
踏み割りながら ぱり♪と 言ったら
「んは♪」と 笑いながら
面白いもの見つけた目で 見上げる
ね♪
あとは そちこち おゆきよ と 手を離したものの
昨日 春から通う 幼稚園の 慣らし登園?で 疲労困憊したらしい A ちゃん
なんとなく 今日は も少し 甘えっこしたいさん でも あるようで
離した手を きぅ と また 握ってきて
「一緒に もっと『ぱり』を さがしにいこうよ」と 言う
「ぱり」をさがしに…いいね
いこうか
こうして 二人で
まど だぁれも 踏んでない「パリ」を 探して
踏んで
そのうち 踏まずに 剥がしてみたりもして
「ぱり」堪能
しだいに 同好の志など 集っても来て
なんだか パイオニア気分にでもなったような 甘えっこ A ちゃん
いつしか 小さいさんに「ぱり」の 見付け方を 指導してましたる
手が 離れても 笑ってた
そうして 歩いて 出逢っていくんだね
そんなこと しみじみ思いながら
こっそり 誰にも見つかってない「ぱり」
踏んだ