ちみっと
冷え冷えしたり
ざらついたり
ささくれだった 心持ち
もて余して
ちょ と 外へ出る
風に吹かれるには まだ 寒いけど
葉っぱのところは 融けてる雪
生きてることの 温かみを思う
そうだ 生きてるんだ
生きていれば まず おっけ て 思ったじゃないか
いろんなこと 喉元過ぎてる
かつての思いを 引っ張り出さなくてもいい
忘れてもいい
またこうして
新しく 見つめて
受けとめて
形なしてゆけばよい
日々を重ねる
生きているから
時おりまた ささくれだったりしながら
しょうがねぇなぁ なんて
呆れながら