待ち焦がれ

沈丁花の 蕾
これがゆるんと ほどけてくると
その匂いの リボンを辿って ふらふらしてしまうんだな
今のうちそわそわ浮わついておけば
真っ盛りの時に 少しは落ち着けるかな…と
焦がれすぎて 胸がいたくなるようなものを
擦りきれるほどに 思い出したり
かつての画像を見たりして
飽きてしまえば
ほとぼりもさめて
そわつくこともなくなるかなと 思いきや…
余計に焚き付けられて
膨らむ一方なのですね
むむむ 困った
いや 困ることもないのかな
でも うっすら 歯止めきかなくなるぐあいが 困るのですわ

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