7daysbookcoverchallengeSpinoff「今読んだ2023」その10

またもや 7日間ではない

#7daysbookcoverchallenge

そこから勝手に派生させた

#7daysbookcoverchallengeSpinoff

ワンテーマ7日間…時に それ以上

手前勝手な 一人遊び

かつてもやりましたる「今読んだ」テーマ

その10

『背守り 子どもの魔よけ』佐治ゆかり ほか(LIXILギャラリー企画委員会)

9年ほど前の LIXILギャラリー「背守り 子どもの魔よけ展」に合わせて 刊行されたもの

数年前に 知り合いの方が 赤さんのために「背守り」というおまじないみたいなものをつくろうとしているはなしを 小耳に挟み

へぇ おもしろ…と ぼんやり思った記憶

裁縫とともに 暮らしておったばあちゃんの 古い古い裁縫の本にも 背紋のことが 載っていたかもしれない

古道具屋さんで 手にした お子用の着物に もしかしたら 縫い目があったかもしれない(お子用の着物は ほとんど出回らないものの ごくごく稀に 巡り会えた)

気軽に 布も糸も 手に入れられぬ暮らしで

大切に大切に 繋いで

繕って

思いをこめていくこと

古い着物をほどくときに

衿の 裏に当てられた 端切れに

結び繋がれた糸に

かつての 手を

祈りを 感じて

どきどきすることがある

捨てられずにいることが

かつての誰かたちの思いに重ねられて

まぁ それもよかろう なんてことを思う

継ぎ接ぎ継ぎ接ぎの 襤褸襤褸ズボン(もともとは ネパール製の 綿ズボン)が

「百徳(ひゃくどこ)」と 思えなくもない?なんて にやにやしたりもして

…いやまぁ これはほんとに 襤褸継ぎ当てなだけなのだが

また 襤褸けたところを 縫おう と 思ったりする

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