母ったら「またトイレで転んだ」と 萎れていた
どうしても 注意が向かなくなってしまう 左側の 車椅子車輪が 引っ掛かっているのに
そのまんまごり押ししようと 進もうとして ずり落ちた…とはいえ
なんと 右手にて 全体重を支えたのだとか
以前2回 車椅子から 投げ出されるかたちになったときも
同室の方やらに 気づいてもらえて 看護師さん呼んでいただいたのだが
今回も 以前の 同室だった「せっちゃん」が トイレの向かい側の部屋に移ったもんで
またもや!助けていただいたと
「さっぱりよくなんねぇのに ろくなことしねぇでまた…」など うえぇ と 涙
あのさぁ アオタン一個も作らんで 右手でなんとか庇えたって すんごい進歩じゃないか?しかも 仲良しせっちゃんにまた 助太刀してもらえて 事なきを得たなんて ラッキーだし 成長が証明された日なんじゃないのよ全く 悲しくて泣くんじゃなくて 喜べっ! 母のいままで持ってた いいところ…ぐにゃけても 切り替え早くて楽観的なところ 最近 しおれてるから それもリハビリで復活させていこうね ほれわらえわらえ♪
まぁ 萎れるのも無理はないのわかってる
他人事だと思って 残酷な言いかたしちゃってるのだろうとも思う
でも いまはとにかくそうやって けしかけていこうと思う 時には あまあましながら
そんなこんな話してるうちに母 気が済んだようでもあり
「あんだに会えて ちょっぴり泣いたら落ち着いた…ありがどなぃん」と
できなくなったこと できないことばかりを拾わないで
できることを拾っていこう
それがまず一番だべ
どんなとこでも 咲いてゆけるよね