恥じることなく

透明で

鮮やかな 夢ばかり 

うっとり 見ていたいけど

はまりこむ 泥濘や

越えねばならぬ 血の道が

そればかりではないだろうよ と 嘲笑う

しかし だからこそ なのだ と ふりはらい

また 光に向かう

泥濘も

赤黒く からびてゆく 血液も

堆肥にかえながら

ゆくぜ 恥じることなく おんなどもよ

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