あたたかくして

朝 五時頃

牛太郎が 布団を踏んできた

まぁ いつものように 足を スパナみたいな形にしたとこにおさまるであろ と 思いきや

しばらくしたら

のすのすのす と 首もとあたりまで あがって

改めて 踏み直された

重い…

六キロ近いのだったよな

なんなんだもううっし~ なんていいながら

転げ落ちぬように

布団のまんま 持ち上げつつ からだ 起こして

ドームのように しつらえた布団の上に 小さめのふかふかケットなどで 塞いでみる

落ち着いた模様

いろんな表情 行動を

なにを もとめてるのであろうか?と あれこれ 推測しつつ

気に入るであろうことを やってしまうので

要求が 高度になっていってしまうのだろうか?

単なる気のせいか?

七年くらい前 うちの周りを うろうろしはじめた頃の 冬なんて

吹雪の夜でも 物置小屋の 庇のしたあたりにおったのにね

もう戻れないかな

うっし~も わたくしたちも…

一番気に入るとこに いらしてくだされ

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