ゆるめていこう

昨夜 帰宅したら

母の顔が 悲痛そのもの

腰の痛み 耐えてて

わたくしに さすってもらいたくて「ずっと我慢して待ってた」と

すまぬ

癒しのキラキラ夢工房で 買った お土産

口当たりやさしい 薔薇のプリントの 匙と スモーキークオーツ(煙水晶)付きの 革のペンダント

丁度 「不安や恐怖を和らげる」なんてな 石の力の効能がきがあったもんで

母ったら 「肌身離さずつけとく」と 早速 身に付けてくれた

んが しかし 気が緩んだのか

そのあと「あいだだだだだだだ!」と

時おり「痺れたような痛みの波」が 来る度に 声をあげはじめた

リハビリの先生からも 体を動かさないことや 歪みから来ている 痛みで 緊急治療を要するようなものではない と 言われたものの

だからといって 痛みが 和らいだわけでもない

撫でさすっておると 和らぐようなんだけどね

んで 昨夜は あんちゃが ベッドに連れていってくれたのだけど

その叫びがあまりにも うるさいので「『あいだだだだだだだ!』禁止」を 言い渡した」とな

安易に 叫ぶのが 癖になってるのは よくない

「もし口にだすなら『ぶぶぶぶぶ』に するように」ですと

その後 背中さすり マッサージに 出動したらば

母 眉寝寄せて「ぶぶぶぶぶ~!」などと 悶絶してて

…ううぅ すまぬっ 大爆笑!

本人 至って真剣ですけど

こっちが 大笑いするもんで

泣き笑い

時折 「あだ…!」と 漏れるものの

む!?と わたくし 言うと

またすぐ 「…ぶぶぶぶぶ~!」と 言い直す

さすってるうち また 呼吸も こわばりも ゆっくり ゆるりと ゆるんで

また ぶり返して…ではあったけど

ま なんというか

緊急でないようだし(たぶん)

今しばらく そんなこんなと 付き合わなきゃいかんわけだし

阿呆のように のらりくらりと いなして 流して

越えてゆかねばなんねぇかなぁ と 思う

笑っちまってごめんよ

でも そんなこんなして 付き合うよ

がんばろ

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