次はも少しやわらかく

思いを 内包する 沈黙と

他意はなく ただ 現象としての 沈黙

同じ 長さでも

それぞれは 違っていて

「違う」と 焦れるのではなく

「違うね」と 笑えたりもして

つのらせた 負の感情を

車窓から 放り投げるように てばなす

ひかりと 影が

まだらに降り注ぐように

目を

思いを

洗い流す

次はも少し やわらかく 笑えるよ

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