四谷にて

四谷にて

都会すげええぇ てな 心持ちで

建設中のビルを見上げるも

宮城県にだって こんなん いくらでもあるのでした

見慣れたふりして 地元では あまり 新鮮な気持ちで ものを見ていないのかも

「旅」なんて 大袈裟なものではないにしても

いつもでない場所に行くと

「慣れたふり」の 鎧が 剥がれ落ちるからなのだろうな

おのぼりさんモード

でも 旅なんか わざわざしなくても

いつだって どこでだって

新鮮な驚きをもって 見ることができる人は できるのだ

そうありたいものだ

…てなことを 喋っていたら

「あなたいつも なれてない人って感じだよね『万年迷子』て 自分でも 言ってたじゃん」て 突っ込まれ

あいや!そうであった

通り慣れたはずのところで

「大丈夫?」て 声かけられ

しかも「目的地まで おばちゃんが券 買ったげるわ」などと 親切にされ…とか

日本の電車で 外国のかたに「ご飯食べなさい」て 施しを受けてしまったり…とか

そんなに 危うい人ではないつもりで おりますものの

「手元にある 案内地図を ぐるぐるまわしながら 眉間に皺寄せて 駅前に 佇んでるのは 絶対的に危うい感じだから 気を付けな」と 諭された

ふん

でも 今回は 大して 迷ってないぞ

わたくしだって やれるときは やるぜ(やれないときも 多いぜ)

コメントをどうぞ