さくらんぼ すれちがい

食べるために 考えられてる感 ゼロ

残してしまう人も多いね

美味しさよりも

お飾り 彩り要員として

染められてしまった

でも

どこかの枝で 咲いていたのだよね

まぁるくぴかぴかに 空なんて映していたのかもしれないね

いろんな道を経て

いまここで 出逢ったのだね

いぢらしく いとおしさ わきあがる

おつかれ…なんて 思いながら 口にいれたら

「そんなに美味しいの?」て 不思議そうに 言われた

んまくはねぇけど めんこい なんて こたえて

ちょっと すれ違う 喫茶室の午後

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