かくとうはつづく

おだやかなることを いいおいて

おだやかならざる わたくしの

しずまりたるとおもふた むねのそこから

ごぼりごぼりと わきあがる

りせいにまさる あらしのかんじょう

まさにこれは しゅとるむうんとどらんぐか

だまりおけば だれにもしられず すむものを

そんな りせいが なぎたおされて

でぐちをもとめて かそくする なみ

せめて しんらい くらいは なくさずに おりたいと

かんじょうの どとうのせなかを おいかけ おいこし

ちをながさぬ かたちになれよ

せめてやさしいいろになれよ と

まじないでも かけるように

でぐちのあたりで なだめよう

やわやわの うらの

ぼこりどろりとの かくとうはつづく

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